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2008-12

X’masのおもいで

ひとつめ。

幼い頃は、X’masになると『マッチ売りの少女』を想って外を見渡しました。

外には、そんな様子の少女はいませんでした。

でもいま、この国にはクリスマス前に突じょ住みかを追われた彷徨の大人や子供がいるのですね。

ふたつめ。

おとついは、クリスマス(プチ)コンサートへいきました。
昔一緒に仕事したMちゃん&プロデューサーのMさん率いる女性オケでした。
「サウンド・オブ・ミュージック」など、元気ハツラツな演奏に、会場はまるで歌のお姉さんに呼応して照れくさそうに唄う大きい子供、って感じでした。

そして、きょうは…

年末ということで、叔父とお友達のアヤさんと、六本木のミッドタウンにあるレストランで食事しました。
ああ、祭日にお天気!こんな日も1年にいちどくらいはやって来るのね〜…と、アヤさんとはしゃぎました。

—————–

みっつめ。

帰りにサントリーホール近くを歩いてて、ふとン年前を思い出しました。

それは、音大生にとってクリスマス恒例の『第九』。

テレビカメラも入りつつ、声楽科の学生が「歓喜のうた」を唄う…あれはちゃんと聴くと、そしてその中に自分がいると、身震いする恍惚感があります。

んで、私はサントリーホールと、オーチャードホールの日にあたり(学生が多いので登板ローテーションがある)、前者のホールでは家族を招待しました。

終演後、ANAホテルのロビーへ向かうとそこには母と、祖母と、なぜか下の兄がいました。

母は「良かったわよ!」

祖母は「お腹すいたよ!」

兄は、握手のポーズで「お前の人生の頂点だったな、おつかれ!」

…ムカぁ〜!

思わず父を捜すも、父は「さむいから」と来なかったそうな。

食事のときも兄に「お前、サントリーホールで唄うなんてすごいな(合唱だけどね)、お前の声、お兄ちゃんにはよく聞こえたぞ(合唱でわかるんかい!)、お前の音程が一番良かったぞ(聖徳太子の百倍すごい耳だぞ!)」…と言われながら帰った思い出があります。

すっかり忘れてたけど、あれは本当だった気がします。あはは!

プチはっぴょうかい

きのうのつづきです。

ギターのはじめての小発表会。
こんなに緊張したのは久しぶり〜…でしたが、もう後の祭りだ!

自分としては課題多しですが、なんとか暗譜で弾きました。

んで、嬉しかったのは休憩で席を立ったとき、先生が「上出来です」と声をかけてくださったこと…アホな私は顔面ひきつったまま立ち去ってしまいましたが、ほんとはお世辞でもうれしくて(照)ウサギ跳びしそうでした(> <)

ギタオケの皆さんも、それはもう気のいい人たちばかりです。
会社員のかたも、主婦のかたも、83歳のおばあちゃまも、素敵に演奏なさってました。

さて、そんな小発表会の最後、私達が羨望の眼差しで注目するのが、S先生の演奏。

ほんとに、すごいんです。皆さんが「先生のギターは本物だよ」と教えてくれるのですが、私もそう思います。
優秀な演奏家のかたはたいてい、きれいな姿勢、シンプルなアクションをします。そして難しいプレイはさりげなく見せ、メリハリがあります。

ショーとなると多様でしょうが、個人的に、ノーブルですごい演奏というのは好きです。

きょうは「ギターの超絶技巧が全部組み込まれてる」といわれる難曲、ターレガの『グラン・ホタ』。
そしてもうひとつ、イサーク・アルベニスの「スペイン組曲」より『アストリアス』という曲を披露してくださいました。

生徒達は大拍手(私は口あけてたそうです)。
その余韻さめやらぬ中、you tubeから同曲2曲をみつけました。

ターレガの『グラン・ホタ』…途中、5・6弦を交差させてスネアドラムの音を鳴らしながら、残りの指でメロディを奏でるとこ、左手だけでメロディ奏でるところなど…カッコイイです。


イサーク・アルベニスの「アストゥリアス」…有名ですね。ああ、上手いなあ…ぶきっちょな私には、夢だろ〜なあ。

ふたつのギター

今週末は、ギターの小発表会なので猛練習中。
はじめての独奏に、ドキドキ…

ところで、「二つのギター」という名曲があります。
ロシア民謡ならではの哀愁ある旋律が、ぐっとくる曲です。

この曲を、バイオリンで「怪奏」する人…Roby Lakatos(ロビー・ラカトシュ)というハンガリーのスーパー・バイオリニストがおります。
その超絶技巧には驚くばかりです。

彼が、この「二つのギター」をチャールダーシュ風(ハンガリー舞曲…スケートの真央ちゃんが踊ってました)に演奏している映像がありまして、これがいいんですよ♪

出だしからゾクゾクする。

街の中にフラっと弦をかかえてやってきた彼らが、聴衆を音楽の悦びに包み込む…こういう演奏会、理想的だなあ〜と思う。

バンドの楽しそうな顔。

聴衆の沸き立つ様子。

スリリングな演奏…

よかったら、ご覧くださいませ。

ニュースがやってくる

先月(11月16日までの数回)ドイツの文豪、トーマス・マンへの思いの丈を記したけれど、その数日後、下のようなニュースが配信されているのを偶然みつけました。

トーマス・マンがニュースになるなんてことは、まあ…滅多にありません。

今、「ブッデンブローク家の人々」をまた読み返していた矢先だったので、なにかこう…なんとなく、「ふと意識したことが直後にニュースになるパターン、最近多くない?」と思うのでした。

この前なら、ジム・ホールの30年ぶりの来日ニュースとか(ほんとにアップするまで知らなかったんです)…ポール・ニューマンのこととか(まさか癌を患っているとはつゆ知らず)…虫の報せ、ってほど役に立つレベルではないんですけどね。

…わたし、こういうことわりと多い方です。

全く無意識なんですけどね。んで、何の役にもたたないんですけどね。

ドイツ・ナチスが押収したトーマス・マンの蔵書75冊が11月19日、ミュンヘンのバイエルン州立図書館からチューリヒの「トーマス・マン資料館」に返還された。これらはマンの小説の翻訳本で、孫に当るフリド・マン氏に直接渡された。

1933年、マンの家族は蔵書の3分の2をミュンヘンの自宅からチューリヒに避難させたが、8月にはナチスによってマンの家は没収。『ブッデンブローク家の人々』、『魔の山』などマンが意識して収集した翻訳本は、その際バイエルンの図書館に移された。

図書館の謝罪

2003年からバイエルン州立図書館は、ナチスの手による略奪品の捜査を始めている。チューリヒにあるトーマス・マン資料館から得た情報を元に館内での捜査が行われたところ、61種類の合計75冊が発見された。このうち2冊には翻訳者に捧げるマンのサインがあった。

バイエルン州立図書館は、75冊の本が、現存するマンの仕事のために集められた蔵書と一緒になったことは喜ばしいと書面で発表した。また、1933年にマンの蔵書が図書館に没収された背景や、これまで本が返還されなかった事実について、深い遺憾の意を表した。

バイエルン州立図書館は、ナチスがユダヤ人から略奪した書籍の返還を現在行なっている。返還予定の書籍の中には、エホバの証人、フリーメーソン、労働者運動などに関連した本がある。


わくワクチン

ソウル、きのうはワクチンがんばりました。

久しぶりの病院で大暴れ!

そしてブシュ!っとお注射されたあとはご覧の通り…
メルヘン王子になってしまいましたとさ。

…お耳掃除など検査もしてもらったのですが、ソウルくんはノミ・ダニ・耳ダニ、すべておりませんでした。

診察台にしがみつき、来る者すべてに「シャアー!」と威嚇しまくっていましたが、怒ったお顔がドクターのツボだったようで「か、かわっ…!」と感動されていました。スタッフのみなさんにもちやほやされました。

が、ドクターがお尻に体温計をいれた途端、「フザケンナ!ナニシヤガル!ジョーダンジャネー!!!」と大暴れ。

相棒が抱っこすると「う〜!」と唸りながらスリスリ(あんたはやっぱり甘えん坊)。

そのスキにドクターが注射針を射すと…なぜか全く無反応。気づいてないみたい。

その後は「クウ〜ン…」とネコナデ声。

いやいや、きのうのソウルは天使のように可愛かったです。

でも翌朝はすっかり、悪さ坊主の目つきに戻っていました…がくっ!

Alfie

ことし2月に観たバカラック80歳のコンサート。
その感動が蘇るようなCDをいただいた。
シドニーオペラハウスでの公演ライヴアルバム、「BURT BACHARACH」。

いま思い出してもこれまでの人生最良のコンサートでした。

私はさほどコンサートに行きませんが、三大テノールや、カラヤン(!)、クラシックやジャズ、ポップスは幾つか行きました。(デビッド・ボウイーは未だ行っていなのだ)でも、やはりバカラックは映画や舞台やテレビで聞き慣れたスタンダートナンバーばかりなので、格別でした。

…にしても、チケット高すぎだと思いませんか?とくにクラシック。

それに引きかえ、バカラックのチケット代は決してベルリンフィルのS席のような高さではありませんでしたし、素晴らしく観客と盛り上がったので、お金のことは全く惜しくありませんでした。
ロックスターやアイドルならば、特定のファンにとって惜しくはないと思いますが、バカラックは間違いなくその曲を愛する往年のオーディエンスが感極まったのでした。

先日来日予定だった「ジム・ホール」は、ご本人の体調不良のため来年に延期となってしまいました。残念。

バカラックが唄う「アルフィ」は、味があっていいです。
それにしても、曲といいご容姿といい、かっこよすぎですね。

かぜ

かぜ、ひいてしまいました。

「ナニか、たれてるよ」「…ハナで〜す」

今年はずっとひかなかったのに。

おばーちゃんや父にうつったらたいへんだ。

どうか、はやく治りますように。

みなさんもお気を付けくださいね!

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