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2009-05

がまん。

きょうもアチかった!

夜、ギターの帰りに青山を歩いていて、とてもキレイなヴィトンのネオンに、思わずパチリ。

ついでに中を覗いた。

いま使っている財布は何年も経っていてボロボロ。

ひとつ、とっても好きな感じのお財布があった。

財布は滅多に買い換えません。
よほど欲しいデザインや機能性のものに巡り会えるまで買いません。

ブランド品にこだわりもありません。

そこにコレってのがあったのですが、ヴィトンだし。悩む。

本当はいま一番欲しいのは、あるドイツの制作家のクラシックギターです。

でも価格を考えるととても現実的ではありません。

こちらはもう少し音を鳴らせるようになって、先生と相談して自分に合ったのを決めようと思います。

なので、まずお財布なのですが…も少し考えよっと。

今、ギターコードの猛勉強中であります。

レッスンではひたすらクラシックの譜面でやっているので、気づけば難しいアルペジオも出てきてるわけですが、逆にコード譜がわからないのです。

やっぱり、パっ!とコードでつま弾けるようになりたい。

これは独学で1個ずつ覚えるしかない!と思い、まるで中学時代の同級生の男の子みたいに、コードを押さえちゃ〜ため息ついています。

目標。この夏にコードをマスターするぞ!!

ソウル、チューニングかじって邪魔しないでね♪

すばらしきかな

どうしても記しておきたいのです。

碁打ち・藤沢秀行さんが、5月8日に83歳でお亡くなりになったという。

知る人ぞ知る囲碁界の名人、いや怪人、詩人。
興味のないかたは聴いたこともないかもしれません。
でも、けして知っていて損のないかたです。

わたし、(ちょっとシブいけど)このかたのファンでした。

どのくらいかというと、この人の書や写真を、部屋の壁に飾っちゃうくらいです。

囲碁のこと、詳しくないけれど…それでもファンになってしまうほどの生き様なのです。

碁打ち・シュウコウ

それはあるNHKドキュメンタリー大賞を受賞した番組を観たときでした。

御年80を迎える一人の勝負師と、その妻、モトさんのご夫婦の姿。

シュウコウ先生と呼ばれるその人は、細い身体に鋭い眼光、合わせて人なつっこい優しい目を持つ、大正14年生まれの老棋士でした。

どうすごいかと言えば、とにかくタイトルというタイトルを獲りまくり、囲碁の最高タイトル「棋聖戦」においては6連覇、しかも7大タイトルの史上最高齢獲得(66歳)を記録した人。

でもこの人のスゴイのは、なんといってもその「棋風」です。

ドキュメントをみていて、びっくりしました。

「定石」(いわゆる、勝つためのマニュアル)を嫌い、相手の石が立ち並ぶ中、真正面から、ずばっ!と奇想天外な手を打つのです。

異常感覚のロマンチスト

お酒は「飲まれるまで飲む」。

政治家に「テーノーだっ!」と叫ぶ。

若手の指導にとても熱心で、中国の若い棋士達の腕をあげたのは彼である。んが、酒に飲まれ、女性に弱く、「まともな神経では家に帰れない」がゆえ、玄関を突き破りガラスを割って夜中に帰宅する。

開高健のエッセイに出てくる「夜中わめきちらすご近所さん、『疾風怒濤のロマン派』」とはシュウコウさんの事だ。

ただ人一倍の勉強家で、ことに競輪・競艇は「癌の闘病中でも赤ペン持って通い詰めたほど真面目だった」そうな。

というわけで、借金の額も半端ではない。新聞や週刊誌を賑わすほどの額面を、ひたすらタイトル賞金で返済していくのだが…この時期の第2期棋聖戦では、強豪相手に1勝3敗と追い込まれ、「負けたときに首を吊るための、枝振りのよい木を探しながら対局場に向かった」そうな。

そしてクライマックスの一手に、なんと2時間57分という記録的な大長考(一手を考える時間)のすえ、相手の白石を全滅させる!という気迫の勝利を収めるのである。

白い石が、全て黒い石になっていくその様…「異常感覚」と呼ばれたシュウコウ先生ならではの「芸」だ。

あげくには「日本の免状代が高すぎる」と、ひとり日本棋院に立ち向かい、破門される(笑)。

(これは後に、役員になった教え子達によって、解かれる)

こんな人が、今の日本に健在とは…と、心底に驚いた。

が、もっとスゴイ人がいるのである。

それは、シュウコウ先生の妻、モトさんである。

勝負師の妻

偶然にも私の祖母と名前がいっしょです。

そのドキュメントの中で、シュウコウさんは「ありゃ猛獣だよ」と首をふっていた。

夫がある頃、家に帰らなくなった。
3年、家に帰らなかった。
モトさんは、姑の世話をし、次から次へとやってくる借金取りを追い返し、おまけに裁縫の仕事をしながら『華道』を習い始め、師範の免状をもらい、家計をきりつめながら3人の息子を育てる。

ついに帰ってきた夫は、アル中。そのうえ2度の癌を患う。

そんな夫に満身で「断酒」をさせ、結果は史上最高齢での棋聖戦6連覇。

2度の癌を克服して、競艇通いをするシュウコウさんに、担当医師が「まだ生きてたっ!…んですか!?」と驚くが、その影には、モトさんが買った土地で無農薬の菜園を育て、食生活から根治させるという、女も惚れてしまうような女の強さ、優しさ、そして愛情があったという。

そんなご夫婦の姿は、何十年もの時を経て、明るくユーモアたっぷりな「夫婦像」に仕上がり…

ドキュメンタリーの中で、モトさんが庭をみつめてつぶやきます。

「もう、そんな長くないでしょ。」

はにかんだ笑顔がとても美しい。

シュウコウさんは、きっと幸せだったに違いない。

『碁は、芸である』

ほかでもない、「己の一手」を打たなければいけない。

いちばん恥ずかしいのは、「勝ちたい」と思う自分に気づくときだ。

オレは、碁のことが幾つになっても、わからない。

だから勉強する。

だから努力する。

努力ってのはね…半端じゃない努力なんだ。

大変なんだよ…これが。

グラス片手に老棋士がつぶやくコトバには、熱いものがこみあげます。

私はこのご夫婦に、心底ホレてしまいました。

実はGWの終わる頃、姪っ子とある沿線で遠出をしたとき、「ああ….確かこのへんにシュウコウさんのお家があるんだ。まだまだお元気なのかしら」と思った。

そして、久しぶりにインターネットで検索したら、このニュースが目に入ったのです。

とても….寂しい気持ちになってしまいました。

モトさん、どうかお元気で…ゆっくりと、シュウコウさんのぶんまで、お元気で…。

スズキチさんのトロフィ

その人は、バスタオルでくるんだ重たいモノを片手に待ち合わせにやってきました。

スズキチさん。

兄の大学の先輩で、私もお友達で、オモロイ、実力派の脚本家さん。

お仕事の話や趣味の話など、久しぶりにお会いしました。

さりげなく銭湯帰りのようなノリでひろげたバスタオルの中身は、金色に輝くモントリオール国際映画祭のトロフィだった….わお。(兄が大ウケしてたよ)

お茶のあとは、スズキチさんお勧めのイタリアンでゴハンしました。

いろいろコースがありまして、

「じゃボクはコレにしよ!お野菜たっぷり、って書いてあるしね♪」

と、上機嫌で高価なコースをご注文なさったスズキチさん。

そのメニューですが、

オードブルは、新鮮な生野菜とハムがてんこ盛りのサラダ。

サイドは温野菜のフリット。

お次は、春野菜のパスタ。

このへんで勘のイイ人はお気づきでしょうが、メインは…

….やっぱり野菜だった。

さすがスズキチさん。よく内容をみていなかったのだ。

「でも、なんだか珍しいお野菜ばかりでイイですね」

と言うと、

「え?あ、ウン…でも田舎でたくさん食ッテルシ(ぼそぼそ)」

私がお肉を半分差し出すと、

「うあ〜い、お肉だ(涙)♪」

もう笑いでお腹がいたくて、今日もやってくれました!って感じで、そんなスズキチさんを、兄も私も日々応援してやまないのでした。

でも、まだお若いのに日本アカデミー賞と国際映画祭、二つも受賞できるなんてツイてる人です。
もちろん、実力がお有りなのです。スゴい人です。

ソウルフルなおんがく

相棒猫、ソウルの名付けには私のいろんな想いが一つとなってこめられていますが、じっさいハートがたいへんソウルフルな猫であると私は思っています。

でも、正式な名前をご存知でしょうか。

Soul Chibirich Kunel Daivsky

ソウル・チビリッヒ・クウネル・ダイフスキィ

(そうる・ちびる・喰う寝る・大好き♪)

まるでプロシアから追放されたゲルマン人みたいな名前ですが、出身はアビシニア地方です。
そんな幸せな名前を授かって、さぞ感謝しているにちがいな….

歌にかぎらずソウルを感じない音楽なんて、味けない。

先日、RCサクセションの忌野清志郎さんがあの若さでお亡くなりになって、兄や兄の友人はとても寂しいと言っていました。
清志郎さんの声、あのシャイな瞳でニコニコしながら、ギンギンに社会メッセージを送る姿が…私も、そしてきっと誰も、あの人が好きだったにちがいない。
なんだか、寂しいニュースのゴールデンウィークでした。

話は変わって、むかしアメリカに「ソウルトレイン」という、主に黒人アーティストがゲストになる人気番組があったそうな。

今ではyou yube でみれますから、良し悪しは考えないとして、たいへんうれしい。

その番組に初めての白人ゲストとして登場したのがデビッド・ボウイ。
彼がアメリカに渡って、いわゆるジャンルとしてのソウルミュージックに傾倒した時代。

ボウイの名付けた「プラスティック・ソウル」という名前には、白人がソウルやります、という謙虚さもみえつつ「でも自分は、やりたい音楽を自分流にやっていくのさ」という意気も感じられる。

ボウイは変幻自在なんて言われるけど、決してそんな簡単でカッコイイものではないと思う。

どん欲なチャレンジ精神に、とびきりのセンス、創意工夫のたまものだと思うのです。

音楽も、はるか昔からそうやって「出自」からはばたいて、新しい「モード(旋法)」を生んできたのではないでしょうか。

なんか、きょうは愚猫ソウルから話が大きくはばたきすぎました。

↓soul train で「ゴールデン・イヤーズ」を唄うbowie

my sweet holiday

ことしの5月の連休はなかなか充実してました。

とりたて旅行にでたり遠出したわけではありませんが、お掃除したり、祖母の好きなホテルに一緒に連れて行ったり、散歩したり。毎朝早く起きてたのでのんびりできなかったけど、連休でダレてしまうと戻れなくなるのが常なので、こんな感じで体調もgoodです。

なかでも、きのうはアヤさんがはるばる実家に遊びに来てくれて、家族もうきうき♪高齢化で渋みを増してきた我が家にお花が咲いたようなムードでした。…てか、彼女もテンション高いので、私たちが喋るとひじょ〜にうるさいようで、兄が「元気だな、お前ら」と感嘆してました。

ソウルを写真に収めようと必死に構えていたアヤさんですが、猫の撮影はほんとにほんとに、難しいのであります。

それでも彼(ソウル)なりに愛嬌をふりまいてくれたのでしょう。

夜はお膝で爆睡してました。

こんどのケータイはインカメ機能がついてて、内側からも撮影出来るので、ソウルのアップをいーっぱい撮りました。

アヤさんが撮ったかわいい写真は、ココで見れま〜す。

ウン、お目めがかわいく撮れてる!ぱちぱちぱち!

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